「サラリーマン」と「ビジネスマン」の決定的な違いとは?

「サラリーマン」と「ビジネスマン」の決定的な違いとは?

あなたは、サラリーマンですか? それとも、ビジネスマンですか?

この問いに対して、「そんなもの一緒じゃないか、いったい何を気にする必要があるんだ」と思っている方は、そっと、この記事を閉じてください。

もはや、サラリーマンのままでは生き残れない社会になっています。その中で、これからどうやって私たちは人生を生き抜いて行くのか?

この記事では、サラリーマンとビジネスマンの違いを明らかにし、私たちがどんなマインドを持って仕事に取り組むべきかを考察したいと思います。

サラリーマンとビジネスマンの一般社会人のイメージ

あなたは、サラリーマンとビジネスマンと聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?

こちらのサイトの “一般社会人が抱くイメージ” がわかりやすいので、以下に紹介します。(あなたの「働き方」はサラリーマンですか?それともビジネスマンですか?

<サラリーマン>

  1. 仕事を楽しんでいない人
  2. 会社からお金をもらう人
  3. 新橋
  4. 立ち食いそば
  5. いつも何かを諦めている

<ビジネスマン>

  1. 仕事を楽しんでいる人
  2. 会社のお金を生む人
  3. グローバル
  4. スターバックス
  5. いつも何かに挑戦している

 

どうでしょうか。

前者のイメージは、「所詮、自分なんてサラリーマンだから、、」と言いながら、仕事は日々の生活費を稼ぐもの、という考え方を持っていそうです。また生活費の中で無駄遣いはしたくないので、新橋のリーズナブルな居酒屋や立ち食いそばで会社の愚痴を言っているイメージが想像されます。

一方で、ビジネスマンの方は、仕事に生きがいを感じており、「今の自分の仕事に何か新しい付加価値をつけられないか?」とか「もっと会社に利益をもたらすようなモノ・サービス・情報などを提供できないか?」と考えながら、スタバで日々勉強していそうな雰囲気が感じられます。

サラリーマンのままでは生き残れない社会になってきた

みなさんの会社の業績はいかがでしょうか?

終身雇用制度も問題なく、あと数十年も維持できるような好業績企業でしょうか。

世間では、安定と言われていた会社が、粉飾決算や無理な事業拡大路線で失落し、そのまま立ち直れずに、事業解体されていくニュースも増えてきています。

日本の上場企業は、相変わらず業績を維持してはいますが、上場各社のキャッシュフローを分析してみると、そのほとんどが成熟期を迎えたあとの衰退期に入っていることが読み取れます。

これらが物語っているものは、今は大丈夫かもしれないが、将来、唐突に会社として終わりを迎える可能性が出てきているということです。

私の会社でも、残念ながら一緒に働いていた先輩や上司が会社を会社を去らざるを得なくなったことがありました。

少しその話をしたいと思います。

私の元上司Aさん、10個上の先輩Bさんの話です。

元上司のAさんは、私のグループのグループマネジャー(いわゆる課長です)をしており、海外駐在歴が長く、グローバルとのコネクションも多い人でした。英語も堪能ですし、テニスで日に焼けたスリムな体型も好感が持てる人です。

しかし、その仕事に対する考え方が、サラリーマンそのものでした。

「自分のグループをどのような方向に持って行きたいか?」「 どんな付加価値を会社に提供していきたいか?」といったグループのビジョン・ミッションを持っていなく、今ある仕事を淡々とこなしていくタイプです。

会社の中にある問題点を発見しても、みて見ぬフリをして、自分のグループで解決しようとしませんでした。

部下からの新しい提案があっても、グループとして動こうという決断をしませんでした。

そして、その今ある仕事だけを淡々とこなしていく “受身の姿勢” というのが、部下や周りのグループマネジャーにも伝わっていました。

結局、そういうサラリーマン的マインドが上に立つ私のグループは、周りのビジネス環境の変化に対応して進化していくことができず、業務範囲を縮小していくことになります。

そして、同じグループの先輩Bさん。

専門スキルも知識も高く、業務遂行能力は高い人でした。

しかし、こちらも自分から仕事を取りに行くタイプではなく、終始、受身の姿勢でした。

すぐ近くに、落ちている仕事があるにも関わらず、「それ、私がやっておきましょうか?」という一言は出ず、「Bさん、そこに落ちている仕事をお願いできませんか?」とこちらから言わなければ動いてくれませんでした。

結局、その元上司Aさん、Bさんは、のちに会社を去ることになります。

私の会社は、安定の上場企業と言われてきました。しかし、会社に付加価値をもたらせない社員は、会社を去らざるをえないという現実を見せつけらせました。

もはや、会社に就職して一生安泰のサラリーマン生活などはないと私は思います。

今までもそうだったと思いますが、これからは、より一層、自ら付加価値を作り続けるビジネスマンが生き残り続けるのだと思います。

ビジネスマンのマインドが付加価値を生み出す

一般社会人のイメージと、上記の私の会社の事例を踏まえて、私はサラリーマンとビジネスマンの間には、決定的なマインドの違いがあると考えています。

それは、「誰かが稼いでくれる」と考えるのか、「自分が稼ごう」と考えるのか、 です。

サラリーマンマインドの人は、指示された仕事をその通りにやれば給料をもらえると考えます。

でも、その給料は誰が稼いでくるのでしょうか? 自分ではない誰かですよね? でも、それでも良いと思っているのがサラリーマンです。安定的に給料をもらえて、生活できればいいと考えているためです。

一方で、ビジネスマンマインドの方は、たとえ指示された仕事でも、そこに新しい付加価値を与えられないかを考えます。

例えば、もっと売上を増やすような仕組みを考えるとか、業務効率化によって経費削減するとか、です。 これによって、最終的に会社の利益を増やそうと考えています。そこには、給料を貰えればいいやという考えはなく、会社の経営者の一人としての “当事者意識” があります。

ビジネスマンは「自分がなんとかしよう!」という “当事者意識” を持っている人です。これによって、今までにない付加価値がもたらされ、その人はクライアントや取引先、そして社内から感謝され、最終的に会社の利益に結びつくことになります。

マインドの違い。意識の違い。たったそれだけなのですが、これが決定的なパフォーマンスの違いになって現れてきます。そして、時にはその後の会社人生にも。

サラリーマンでありたいか、ビジネスマンでありたいか?

サラリーマンとビジネスマンのどちらが人生を楽しめるでしょうか?

もし、あなたが「自分はサラリーマンかも」と感じるのであれば、「自分が稼ごう」という “当事者意識” で明日から仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

きっと、面白い人生が待っていると思います。

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ABOUT US

ippo
本サイトの運営者。社会人になった後、周囲から仕事ができないと思われて、自分の人生が真っ暗闇に感じた辛い日々を過ごす。その後、奇跡的な復活劇を遂げ、その勢いのまま、グローバルプロダクトマネジャーを経験。全く喋れなかった苦手の英語もビジネスで会話ができるレベルまで押し上げ、2019年6月からはアメリカに赴任し、グローバル・リーダー/マネジメント達と仕事をしている。 専門分野は、プロジェクトマネジメント、アカウント・ファイナンスなど。自分のように、仕事で悩んでいる人や大きな壁を感じている人が現状打破できるように、という想いで2017年7月に本サイトを立ち上げた。
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