アメリカ駐在員おすすめの英語文法チェックツール「Grammarly」

アメリカ駐在員おすすめの英語文法チェックツール「Grammarly」

絶対に英語の文法・スペルをミスできない場面を経験したことはありませんか?

例えば、英語で事業計画書を作っている時や、取締役(外国人)へのメールや、海外の他社のエグゼクティブにメールを打つときなど。

そんな時におすすめなのが、Grammarlyと呼ばれる英語の文法・スペルチェックツールです。現在、筆者はアメリカ駐在中(執筆時2020年11月)なのですが、日々、このGrammarlyにお世話になりっぱなしです。

この記事では、海外とのメールのやりとりや英語資料作成時に、まだ文法・スペルチェックのアシストツールを使っていないビジネスパーソン向けに、Grammarlyの使いどころを説明していきます。

Grammarly(グラマリー)とは

Grammarly-Logo

私が初めてGrammarlyを知ったのは、アメリカ駐在前に、日本で英語塾に通っていた時のことです。

英語塾の先生に、おすすめの英文法チェックツールを聞いたところ、「おお、それなら、ネイティブたちも使っているGrammarlyがおすすめだよ」と教えてもらったのがきっかけです。

そうなんです、Grammarlyは、日本人のためというわけではなく、ネイティブたちが普段のビジネスを効率化するために生まれた、現場で使われている英語文法チェックツールなのです。

Grammarlyはクラウドベースの英文法チェック・スペルチェックサービスで、ウェブエディタやデスクトップエディタに留まらず、ChromeSafariFirefoxEdgeにブラウザ拡張することができ、さらにはiOSやAndroidのアプリもあるという、超万能型アプリに進化しています。

使い方も簡単で、自分の英文をGrammarlyのアプリに載せると、自動で文法、スペルの添削をしてくれるだけでなく、冗長な文章やあまり使わない単語があれば、よりよい言い回しを候補として提案してくれます。

また、盗用検出サービスも展開しているため、仕事で英語論文を書くような方にも有用です。

私は有料版にお世話になっていますが、無料版でも高精度の添削をしてくれるので、最初は無料版を使うのもアリだと思います。

以下、参考までにGrammarlyのリンクです。すぐ登録が終わる点も嬉しい。

英文・スペル校正ツール「Grammarly」の何がよいのか?

writing

ビジネスパーソンにとって、Grammalyの一番のメリットは何か?

それは、ビジネスのスピードが上がる点です。

例えば、英語のメールを書いている時に、「あれ、この単語のスペルってどうだったかな?」とか、「あれ、この文法ってこれでよかったかな?」とか、いちいち調べながら書いてると、スピードが遅くなります。

ビジネスはスピードが命ですから、とにかく、アウトプットを高速で回して、仕事を前に進めていく必要があります。

Grammalyを使っていると、そういった単語とか文法のことは後回しにして、とにかく、ザザァーっと言いたいことを書いていって、最後にスペルや文法などのチェックをまとめてできるというメリットがあるのです。

文章を書く時に重要なのは、スピードとリズムです。とにかく、頭の中に浮かんだ思考をテンポよく活字にしていくことが重要かつ効率的です。文章の校閲は最後にするのが鉄則です。

スピードを重視するビジネスパーソンにこそ、このGrammarlyは最大級の恩恵をもたらしてくれるのです。もちろん、ビジネスパーソン以外にも、英語論文を書く必要がある大学院生や講師・教授の先生方にもおすすめです。

あとは言わずもがなですが、Grammarlyを使っていると、自分がミスしやすい点がわかってくるので、自然に文法やスペルミスが直っていくという英語上達もメリットの一つです。

【事例】Grammarly 先生による英語文法・スペル添削

では、具体的に、Grammarly先生がどのような添削をしてくれるのかを紹介して行きたいと思います。

同じ言葉を使いすぎている時に、より良いワードを提案してくれる

以下は頻繁に使われている “key” というワードではなく、”crucial” を使ったらどうですか?という提案をしてくれています。

こういった気の利いたワードを入れるだけで、メッセージが際立ちますので、忙しいビジネスパーソンにとってはありがたいです。

Grammarly example1

よくある冠詞や複数形のつけ忘れも漏れなく指摘してくれる

以下はありがちな複数形sのつけ忘れ。One of the ときたら複数形にすべきところを、ダダーとメールを打っている際に忘れてしまった時の指摘です。

その下のSupplemental documentというところも、”a” が抜けているよと指摘してくれるGrammarly。もはや、隅々まで気配りをしてくれる秘書さんのような存在でもあります。

Grammarly example2

英単語のスペルミスもしっかり訂正してくれます

あとは私がよく打ち間違える “commitment” や “acceleration” など。”m” が2個必要ですよとか、LとRの記憶がうろ覚えな時にも、ちゃんと訂正してくれます。

Grammarly example3

前置詞の使い方が違っている時も心強い

“on” と “in” の使い分けなども、修正してくれます。しかも、ボタンクリックですぐに訂正可能です。

Grammarly example 4

 

いかがでしょうか。

上記のようなミスのチェック以外にも、文章が冗長で読みにくい場合は、もっと簡潔な文章にするように提案してくれたり、受動態を使いすぎていると、それも指摘してくれます。(受動態を使いがちな私には結構ありがたい指摘です)

無料版 Grammarly で英語メール・文章校閲は十分

英文法・スペルチェック系のツールは、有料が多かったり、無料だと使い勝手が悪いというケースに過去何度も遭遇してきましたが、Grammalyは違いました。

ユーザーインターフェースが優秀で直感的に使えますし、無料版でも文法・スペルチェックには十分なクオリティです。

私はとにかくビジネスのパフォーマンスを上げたかったので、アメリカ駐在が決まったタイミングで早々に有料版にアップグレードしました。その判断は間違ってなかったと思います。

まだ使ったことがない方は、まずは無料版から使ってみることをオススメします。使い勝手や自分の仕事への有用性を考慮してから、必要に応じてアップグレードを判断すれば良いかと思います。

参考までに、以下に、Grammarlyのリンクを貼っておきますね。

ということで、今回は管理人 Ippoがお世話になっている英語文法・スペルチェックツールでした。

本記事が、英語を使うビジネスパーソンのみなさんのお役に立てたならこれ幸いです。

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ippo
本サイトの運営者。社会人になった後、周囲から仕事ができないと思われて、自分の人生が真っ暗闇に感じた辛い日々を過ごす。その後、奇跡的な復活劇を遂げ、その勢いのまま、グローバルプロダクトマネジャーを経験。全く喋れなかった苦手の英語もビジネスで会話ができるレベルまで押し上げ、2019年6月からはアメリカに赴任し、グローバル・リーダー/マネジメント達と仕事をしている。 専門分野は、プロジェクトマネジメント、アカウント・ファイナンスなど。自分のように、仕事で悩んでいる人や大きな壁を感じている人が現状打破できるように、という想いで2017年7月に本サイトを立ち上げた。
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