大丈夫。あなたが頑張る姿は、誰かが必ず見ている。他人の評価は後からついてくる。

大丈夫。あなたが頑張る姿は、誰かが必ず見ている。他人の評価は後からついてくる。

頑張って目の前の仕事に取り組んでいるのに、それが直接の評価者である上司に分かってもらえず、モヤモヤする時はありませんか?

特に、単独でプロジェクトにアサインされる場合だと、普段の仕事ぶりが上司からはかなり見えにくいというジレンマを抱える人は多いのではないでしょうか?

私はまさにこのパターンで、2019年6月にアメリカ赴任後、さまざまなプロジェクトにアサインされてきたのですが、『この仕事、上司に見えていないよね?』と思うことが多々あったのです。

でも、安心してください。頑張っている姿というのは、必ず誰かが見てくれているものです

たとえ、その時に上司に見えていなくても、誰かのために最前線で貢献したことは、回り回って、後になって上司の耳に届くものです。

この記事では、つい最近あった私の事例を紹介しつつ、自分の評価のことは気にせず、目の前の仕事に全力を尽くし続けよう。そうしたら、評価は後からついてくるというメッセージを届けたいと思います。

グローバルリーダーから私の上司に送られた2019年度評価

この記事執筆時点(2019年4月25日)、上司が部下の2019年度のパフォーマンス評価を最終化している時期です。

そんな中、一緒に仕事をしているプロダクトXのグローバルリーダー(プロダクトXの最終意思決定権を持つ人)が、頼まれてもいないのに、私の上司にパフォーマンス評価を送ってくれるということが起きました。

Ippo
こんなこと今までなかったので、私の中では事件です

そのプロダクトリーダーは私以外の大勢のプロダクトメンバーと仕事をしており、相当忙しいはずですが、その心意気と計らいに、もう感激してしまいました。

要点だけ書くと、こんな感じです。

  • Ippoの2019年度の顕著なパフォーマンスは認識されるべきものだった
  • 彼は問題解決の方法と、誰を巻き込むべきかを心得ている
  • 問題が起きる前に、積極的にイシューを見つけて解決しようとする
  • 彼からの情報共有や提案が非常に有用だった
  • 予算執行に関する考え方とプレゼンが明確
  • チームワークのマインドセットを持ち、チームに溶け込むのが早かった

 

・・・いや、分かります。

これだけ書くと、Ippoは嘘ついているんじゃないか?、とか、だいぶ話を盛っているんじゃないか?、と普通なら思うでしょう。

ということで、固有名詞だけ変えて原文をそのまま以下に載せます。(実は、うまく抜粋するのが面倒なだけ

このメールを私の上司にTo、私をCcに入れて送ってくれたのです。

Hi xxx,(私の上司の名前)

I am not sure if we ever will have our lunch soon, and with a mask, this makes it even less fun! But we have “Product X” to keep up our spirits and great colleagues we worked with!

To this end I have not been asked for a formal feedback in Workday for Ippo, but want to make sure his remarkable performance for 2019 is recognized.

His understanding of the “Product X” program is remarkable. He knows how to solve an issue and who are the stakeholders he needs to reach out to ensure resolution of an issue. He is also very proactive in trying to find solution before a potential issue comes as a problem- these need different stakeholders management . I find extremely useful the heads up or recommendation he gives me and the team at specific points of the year or because of his discussions with you and the wider finance organization.  He also knows how to go beyond the finance organization to approach resolution of an issue and identify the right interlocutor (we know that can be challenging). And finally I want to point out the clarity of his presentations and his thoughts toward keeping us within budget.

From my interactions, I could not really point out to something that needs improvement as the speed with which he integrated with the team and his deliverables make from him an excellent partner, with teamwork mindset. And I know that “Product X” is not only of his projects!

Hope useful,

xxx(グローバルプロダクトリーダーの名前)
Vice president, Global Product Lead

実はプロダクトXは、アメリカだけではなく、ヨーロッパ、日本にもプロダクトメンバーがいる上に、プロダクトはヨーロッパで製造されているという、ややこしい状況だったのです。

それをアメリカ赴任以降、かなり苦労して、問題解決やリクスマネジントをやっていったので、それがちゃんと日の目を浴びたことが嬉しかったのです。

実は私の上司に少し報告したことがあったのですが、問題が起きていないように見えるので、『プロダクトXは、安定しているよね。』と言われて、『やっぱり伝わらんかあ』とほぼ諦めていました。

2019年度、Ippoはどんなことをやってきたのか?

会議前

プロダクトXでグローバルリーダーに評価された背景として、以下の3つの仕事のスタンスが影響していると思います。

これは日本にいた時からやっていたことであり、そして、アメリカで働こうが、どこで働こうが共通して通用する考え方だと実感しています。

  1. スピード最優先、でも質も忘れない
  2. 必ず提案を添える
  3. キーパーソンを漏れなくカバーする

基本的なことだと思うかもしれませんが、基本を忠実に実行することが、1番難しいと私は感じています。

以下、もう少し、詳細に触れていきます。

仕事はスピード優先、でも質も忘れない

まず考えるのが、何よりもスピードを優先することです。

私の場合は、期限が1週間あったとしても、できる限り前倒しで返答します。少し考えればいいものなら、即日打ち返してしまいます。

依頼者が、期限を1週間とした時は、だいたい5-6日くらいで返答をもらうことを予想していますが、そこを1-2日で返答がくると、驚きとともに喜ばれるからです。

ただ、その時に成果物のクオリティーが低すぎると、単なる『早とちりな人』になってしまうので、最低60%の質は保つように心がけています。

また、依頼した側としても、早めに返答をもらっておけば、成果物確認や追加リクエストがしやすくなりますし、

こちらとしても、追加リクエストを早めに把握できるし、場合によっては60%の質で十分だったりすることもあるので、結果的に、お互いにとってWin-winになるのです。

以下、関連記事です。

【仕事力】スピードの先にクオリティがある

【仕事力】60%の成果物を最速で打ち出せ!スピードの延長線にこそクオリティあり。

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必ず提案を添える

私はイシューを報告する時や、何かを聞かれた時は、必ず自分なりの提案や次の一手を添えるようにしています。

例えば、ファイナンスをやっていると、自分の守備範囲ではない様々な事案が飛び込んで来ることが多々あります。

『〇〇という問題が起きたけど、どうしたらいい?』と。

そのまま答えるとすれば、『それは私の業務範囲ではないです。』という返答になる場合です。そして、事実、そういう風に『それは私の範囲外だから知らないわ』とだけ回答をする人は結構多い印象です。(日本でもアメリカでも)

そこを一歩踏み込んで、『あの人なら知っているかもしれないので、尋ねてみたらいかがですか?』とか、

『私の担当ではないですが、この資料に関連した話が書いていました。参考までに添付しておきますね』など、

自分に聞いてくれたことをきっかけに、相手が次の一手を進めるようになるよう、何か提案ができないか?ということを常に考えています。

どんな場面でも、相手に付加価値を提供することが大事だと思うのです。

もちろん、自分の事案であれば、解決策は常に複数用意しておいて、意思決定する人に、私のオススメを添えて提案します。

例えば、考えうる選択肢は3つあります。そのうち、選択肢1が私のオススメです。なぜならば、、、。というように。

こうすることで、グローバルプロダクトリーダーなど、意思決定する人が早く決断できるようになり、プロジェクトが前に進みやすくなるからです。

キーパーソンを漏れなくカバーする

最後に大事なのは、問題解決のためのキーパーソンを漏れなくカバーすることです。

問題解決がうまく前に進まない時によくあるのが、適切な登場人物を巻き込めていないケースです。

不適切な人と議論していても、それは無駄な時間になるし、たらい回しにされるだけで、一向に前に進めません。(担当者と話していても、埒があかないということ、よくありませんか?)

  • その問題に対して、誰が最終的に意思決定できるのか?
  • 提案をするべき人は本来誰なのか?
  • その提案を作るには、誰を巻き込んで議論するべきか?
  • この事案は、他の誰に事前に報告しておくと、後でトラブルを避けられるか?

などです。

私はファイナンスなので、プロジェクト予算に関する事案は、幅広く問い合わせを受けます。

例えば、外注先から大幅な予算増加の連絡があったので、どうしたらいいでしょうか?という質問が来ることがあります。予算関連ということで、全部私がリードするべきと誤解している担当者もいたりします。

その場合、まず現場担当者がしっかり外注先と協議した上で、その担当者からプロダクトリーダーとファイナンスにイシューを報告すべきというプロセスになるので、

そういう役割分担を説明したり、イシューエスカレーションのプロセスや、他に誰を巻き込むべきか等もコンサルします。(それと並行して、私からグローバルプロダクトリーダーに一報を入れておいたり)

というように、ファイナンスという専門職でありながら、イシューエスカレーションプロセスのコンサルもやっていたりします。(この辺りは、前職のプロダクトマネジャー経験が役立っています)

英語のレベルは全然足りていない。でも、やれることはある。

と、ここまで色々書いてきましたが、依然として、私の英語レベルは高くはありません

周りのネイティブ同士の日常会話は、何言っているのか分からないことは多いですし、

込み入ったディスカッションになると、ついていくのがかなり辛いです。

帰国子女でもなく、高校時代は英語が1番苦手で、社会人になっても、アメリカ赴任のつい3年前まではTOEICが600点台だった純粋なドメスティック人間です。

英語を伸ばすと言っても、成長速度には限界があります。

それでも、やれることはたくさんあります。

英語レベルが足りなければ、素直に分からないことは聞いて、自分の頭で考えて、準備を万全にすることを心がけて、チームに貢献することを意識していれば

ちゃんと見てくれる人は、見てくれるのです。

最後に:あなたを見てくれている人は必ずいる。目の前の人を喜ばすことに集中しよう。

実は、アメリカ赴任が決まった後に知った話なのですが、

赴任が決まる1年ほど前に、一緒に働いていた日本のグローバルプロダクトリーダーが、アメリカで私の今の上司と会った時に、私がアメリカでも働けるレベルだと太鼓判を押してくれていたようなのです。

もちろん、その日本のプロダクトリーダーは、私の人事評価には全く関係ない人です。その方の単なる親切心で、陰で推してくれていたというのを後になってから知ったのです。

私のアメリカ赴任は、私の日本の直属の上司よりも、一緒に仕事をしている同僚・仲間からの推薦がかなり後押しになったのだと思います。

つまり、直属の上司の評価なんて気にしなくていいということです。無理に上司にいい顔をしようなんて、思わなくていいわけです。

あなたを見てくれる人は必ずいます。そして、それはいつも一緒に仕事をしているメンバーやクライアントなのです。

上司に評価されていようがいまいが、そんなことは気にせず、

とにかく、目の前の仕事を前に進める。目の前の人に喜んでもらう。

これだけに集中していれば、あとは自ずとついてくるものです。もちろん、すぐには目に見えて出てこないかもしれません。

実はここだけの話、私は入社して8年6ヶ月という長い期間、一度も昇級しなかったという伝説のダメ社員だったので、『評価されずに耐え続けた期間』に関してはそれなりの自負があります。

そんな私が言います。

必ず、あなたを見てくれる人はいますので、安心してください。

着飾らずに、そのままの等身大でOKです。周りの評価は気にせず、コツコツと目の前の人に貢献していきましょう。

きっと、後になって、それが回り回ってあなたに返ってきますから。

この記事が、上司からの評価や周りからの評価に悩む方に届けば、これ幸いです。

他人の評価なんて1ミリも気にする必要なし。あなたが本当に従うべきものは他にある

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ippo

本サイトの運営者。社会人になった後、周囲から仕事ができないと思われて、自分の人生が真っ暗闇に感じた辛い日々を過ごす。その後、奇跡的な復活劇を遂げ、その勢いのまま、グローバルプロダクトマネジャーを経験。全く喋れなかった苦手の英語もビジネスで会話ができるレベルまで押し上げ、2019年6月からはアメリカに赴任し、グローバル・リーダー/マネジメント達と仕事をしている。 専門分野は、プロジェクトマネジメント、アカウント・ファイナンスなど。自分のように、仕事で悩んでいる人や大きな壁を感じている人が現状打破できるように、という想いで本サイトを立ち上げた。