本当はこんな仕事がしたかった・・。現状の仕事は夢見ていたものとは全く違う・・。
このように、理想の仕事と現実の仕事との間にギャップがありすぎて不満を感じている人も多いかと思います。
私(saki-m)も社会人になったばかりの頃はクレーム対応で毎日が終わり、学生時代に自分が夢見ていた日本と海外を行き来してバリバリと働く姿との間にギャップがありすぎて、不満を感じながら仕事をしたものです。
しかし、2年半後には同じ会社で海外を行き来してプロジェクトマネージャーとしてバリバリと働く自分の姿がありました。
そこで、今回はこの2年半で私が行った「理想に近づくことで好きな仕事を手に入れる方法」についてご紹介します。
ブレインストーミング法を活用して理想の仕事に近づく

まず「理想に近づく」ためには、理想を明確にする(見える化する)必要があります。
ただ単に不満を抱え続けるのではなく、その次のステップとして「では自分はどんな仕事を行いたいのか」という理想像を明確にします。
私の場合は、あれもこれもとやりたいことが多すぎて頭がめちゃくちゃになってしまうことが多いので、社会人になってから定期的に「ブレインストーミング法」を活用してきました。
ブレインストーミング法は基本的に集団(または複数の人)で行う、多くのアイディアを出すための会議手法ですが、ブレインストーミング法を応用することで、一人でも行うことができます。
一人で行うことのできるブレインストーミング手順
①ノートを準備して、とにかく自分の理想像(好きな仕事ややりたい仕事、手に入れたいものなど何でも結構です)を書き出します
※ここで重要なのは、「これは無理だ、あれは無理だ、自分には無理だ」というような批判的な見方をせずに、とにかく思いついた自分の理想像(やりたい仕事やポジション、理想の収入など)は、「質より量」という感覚で全て書き出すことです。
他のアイディアが出てくる可能性があるので、自分の理想を批判せずに思いついたことは何でも書き出すようにしましょう。
②書き出した自分の理想像に関連性を見出し、全て書き出した時点で連携していきます
③その結果をもとに、理想的な生活や仕事を手に入れるために「今の自分にできること・将来すべきこと」のto do listを作成します
このように分類化していくことで、簡単に自分が本当に求めている仕事や理想像が見えたり、理想に近づくために今やるべきことが見えてきます。
なお、ある程度関連性を見出すことができたら、友人や家族などに見てもらって意見を求めると違うものが見つかる可能性が広がります。
※私(saki-m)の事例
これまでオラクルのプロジェクトマネジメントや海外貿易業務、アプリ開発会社など様々な会社で役職者として働いた経験がありますが、5年程前から全く異なるペット業界に興味を持ち始めて独立した経緯から、新たにブレインストーミングを行った例です。
①理想像や欲しいものなどを書き出す

②関連性のあるものを色別で囲む(関連性の見出し方はどのような方法でも大丈夫です)

私の場合は、「勉強」・「仕事」・「お金」という3つの分類の理想像が出来上がりました。
③「今の自分にできること・将来すべきこと」のto do listを作成

このように、自分の求めるものを見える化することで理想に一歩近づくことができます。
高め合うことのできる人脈を手に入れる

理想の仕事に近づくためには、高め合うことのできる人脈(プラスの関係)づくりや自分の理想の仕事をしている人を近くに置くことが大切です。
友人や同僚であれば、目標設定ができている人や自分のモチベーションを上げてくれるような人。
仕事に関連する人であれば、自分の理想とする仕事をしている人を身近に置くことで、理想に近づくことができます。
特に仕事に関しては、マネジメントをする立場の人間であれば、今現在マネジメント職を手に入れている人の近くにいることで、色々な話や体験談を聞いたり、アイディアをもらったりすることができます。
人脈に関しては、単純に休憩時間に積極的に「理想の仕事を手に入れている人」に話しかけたりしても良いでしょう。
私の場合は、プロジェクトマネージャーを目指していたときは、昼休憩に上司に積極的に話しかけるのはもちろん、任意の社内講習会にマネージャーが多く出席していた経緯から、そのような講習会には必ず参加していました。
講習会終了後に話しかけたり一緒にゴルフに行ったりして、「理想の仕事を手に入れている人」との人脈を築き上げていました。
社内ではなく、外部の「理想の仕事」を実現している人に関しても、(資格取得などの)講習会や勉強会などに参加することで人脈を築くことができますが、どんな方法であっても彼らと接点を持つことが大切です。
ビジネス書を読む習慣をつける

ビジネス書は理想の自分に近づくためには非常に便利なツールです。
私の場合は、モチベーションを上げたり、自宅で理想(の仕事・人)に近づくための手法として、社会人になってから継続的にこの方法を日常生活に取り入れています。
今後やりたい仕事やポジション、自分が描く理想像によって選ぶビジネス書は様々ですが、成功している人の方法論が載っているビジネス書は、業種や立場を問わず自分が理想に近づくための近道を教えてくれます。
個人的に読んでいるビジネス書は多数ありますが、一例として『7つの習慣(スティーブン・R.コヴィー )』や『自分を超える法(ピーター・セージ)』などは、どんな業種の方にも役立つ内容だと思います。
このように、成功者の体験談を身近に感じたり、真似することによって理想の自分、または理想の仕事に近づくこともできます。
好きな仕事を手に入れるために、まずは理想に近づこう!

今回は、好きな仕事を手に入れる方法の1つとして、理想に近づく方法をご紹介させていただきました。
毎日不満の多い現状の仕事に追われているだけでは何も変わりませんが、自分の理想像ややりたい仕事を明確にして、自分の周りに成功者を集めることでモチベーションを上げたり、時に成功者を真似ることで理想に近づくことができます。
いずれも簡単な方法ですので、是非試してみてください。