武井壮の逸話が、空気読めず仕事もできなかった時の私の悩みに共通していた件。

武井壮の逸話が、空気読めず仕事もできなかった時の私の悩みに共通していた件

この記事は「空気読めない、仕事ができない」と周りから言われて悩んでいる人に向けて書いています。

そういう方は、自分のイメージと、実際の相手の反応とのギャップを経験しているはずです。

武井壮さんは、スポーツの世界のプロフェッショナルですが、彼も少年時代は、自分の想像と現実とのギャップに疑問を持ったようです。

この記事では、武井壮さんの核心をつく疑問を参考にしつつ、私がどうやって「空気を読めない、仕事できない人間」から脱却したかを紹介したいと思います。

武井 荘が少年時代に持っていた核心をつく素朴な疑問とは?

武井荘さんの子供の頃の素朴な疑問を聞いたことがありますか?

これが、とてつもなく奥深い疑問なので、ぜひ紹介させてください。

小学校の校庭で友達と野球をしていた時、毎回の打席でホームランを打ちたいのにホームランが打てなかった。でも、ペットボトルの水を飲みたいなと思って飲めなかった時は1度もない。

自分の中でホームランを打ちたい。水を飲みたい。

「〜したい」という気持ちは同じなのに、何でホームランを打ちたいはできないのか??

我々も、もしかたら一瞬、同じような疑問を持ったことがあるかもしれませんが、すぐに「そりゃあ、水を飲むのとホームランを打つのは難しさが違うから仕方ない」というような、いわば常識のようなもので自分を納得させてしまっていたのではないでしょうか。

一方で、武井少年は、諦めずに、自分でその疑問の答えを探し続けます。

そして、当時ファンだった野球選手のピッチィングフォームを真似してカメラで撮ってみたとき、こんなことに気づきます。

「〜したい」と思って出来ることは、自分の目に見えているものを自分のカラダに運ぶことだけ。見て触ることしか実際に出来ない。

自分の視界から外れたところは、自分が思っていることと違うことをしていた。

そして、答えにたどり着きます。

頭の中で思った通りに動いていたつもりで、実際は思った通りに動いてなかった。

自分は目に見えているものしかイメージ通りに動かせていなかったのだ、と。

『自分の想像するイメージ』と『実際の体の動き方』にはギャップがある

私もサッカーをやっていたので思い当たる節があります。

サッカーって、実はやることは非常にシンプルです。

ボールを止める。ボールを蹴る。

たった、この2つの動作だけです。

でも、この2つがどれだけ練習しても、自分のイメージ通りにはいかないのです。

頭では、中田英寿のような、地を這うような綺麗なパスを出しているつもりでも、実際はスピードも遅くて、ちょっと内向きの回転がかかった止めにくいボールを蹴ってしまっていることもあります。

なぜかと何度も確かめていると、自分の足の向きや、体の重心や、目線までもが正しくなかったということに気付きます。

そして、それを修正するために、何千回、何万回とボールを蹴って、無意識になじませていかないといけません。

気の遠くなるような回数ですが、それだけ、『自分の想像するイメージ』と『実際の体の動き方』にはギャップがあるということです。

そして、これは仕事にもピッタリと当てはまるように思います。

『自分が想像する相手の反応のイメージ』と『実際の相手の反応』には、ギャップがあることがあります。

空気が読めないとは、自分のイメージと相手の反応にギャップがあること

私はこのギャップにとても苦労した覚えがあります。それこそ、精神を病みかけるほどに。

以前の私はいわゆる『空気を読めない』人間でした。(今でもそうだ! とか言われそうですが)

自分が発言した瞬間に、空気が凍るんです。優秀な方は、あまり経験がないかもしれませんが、相手の顔が凍りつくとは、こういうことなのか、と思うほどに。

そして、『それって、どういうこと?』というようなツッコミが来て、しどろもどろになり、『いえ、そういう意図で言ったのではなくてですね、、かくかくしかじか、、、』というように、言い訳のような弁明に奔走するという、まさに仕事できない人間でした。

お前はいったい社会人何年目やねん!、と周りから思われていたと思います。(そんな人間が今では、グローバル組織の中のタレント育成人材候補になっていると言うのだから、本当に世の中分からないものです。)

自分がそうだったから分かりますが、周りの空気を凍りつかせてしまう、ということは、『これを言ったら、周りが凍りつくだろうな』ということがそもそも分からないわけです。(敢えて、凍りつかせようとは思ってないので、当たり前ですが。)

つまり、当の本人は、『これを言っても問題ないだろう』と思っているのですが、『実際の周りの反応は大問題』というギャップが生まれているんですね。

自分の想像と現実とのギャップです。

このギャップを埋めていかないと、いつまで経っても仕事ができるようにはなりません。

では、どうやって私がこのギャップを埋めていったかと言うと、2つあります。

【実体験】『空気を読めない』を改善していった2つの方法

相手に仕事内容を調べ、相手の心配事を知る

1つは、相手の仕事内容をもっと深く知ろうと努力したことです。それとあわせて、相手の考え方や相手の価値観、仕事のスタイルを真剣に観察するようになりました。

よく、色々な本や教訓で、『相手の立場になって考えよう』と書いていますよね?

でも、当時の私にはそれが机上の空論のように思えて仕方ありませんでした。

相手が何を考えているか分からないのに、相手の立場になんか立てないだろう、と。そんなことができていれば、空気を凍りつかせてなんかいないぞ、と。

じゃあ、どうすればいいかと悩んで悩んだ結果、月並みですが、真摯に相手の仕事内容を突き詰めていこう、そして、相手の価値観や大事なものを教えてもらったり、それを日常の言動から読み取るようにしよう、と心がけるようになりました。

その時に分かったんです。自分は今まで人に興味を持てていなかったのかもしれない、と。

そこからです。私のパフォーマンスが上がり始めたのは。

相手がどういう価値観や考え方も持ち、具体的にどんな仕事をしていて、今どんな心配事を抱えているのか?ということが分かってくると、だんだんと相手が言いたそうな言葉や、とりそうなリアクションがイメージできるようになるんです。

そして、ああ、これが相手の立場で考えてみることなのだな、とやっと腹落ちするようになりました。

もちろん、自分よりも視野が広く、視座が高い人の目線で考えることは非常に難しいです。

でも、そういう意識を持って相手と接するだけでも、全然結果は違ってきます。

どうやら、相手にも自然に伝わるようです。こちら側のリスペクトというか相手を理解したいという姿勢が。

そういう積み重ねを経て、『自分がイメージする相手の反応』と『実際の相手の反応』のギャップが小さくなってきます。

すると、そこからはもっと面白いことが起きてきます。

相手の反応が読めるので、先回りして、どんどん相手を喜ばせてあげることができます。

つまり、相手に価値を提供できるわけです。加速度的に。

  • 見えないものを想像すること。
  • 相手の反応を読み切ること。
  • 自分のイメージと現実のギャップをなくすこと。

というのは、私の仕事人生の中でも、一番苦しくて難しい壁だったからこそ、同じように苦しんでいる人をみると助けてあげたいと思います。(これが私がこのサイトを立ち上げた理由でもあります)

また、そういう人は見たらすぐわかります、笑。昔の自分を見ているようですから。

空気を読めないキャラを前面に出し、その一歩を踏み込む

2つ目は、恐れずに、一歩を踏み込むことです。

空気を読めないことに恐れて、何も言えなくなってしまっては、成長は止まってしまいます。それこそが一番ダメなパターンです。

ただ、闇雲に一歩を踏み込むのではなくて、もし、地雷を踏んでしまったり、場を凍りつかせてしまったりした場合に備えて、空気を読めないキャラを敢えて前面に押し出すんです。

例えば、「あ、すみません〜、完全に空気を凍らせてしまっていますね」とか、「あ、すみません、私、ぜんぜん空気を読めていなかったですね」というセリフを最初に準備しておくのです。

あ、空気が変だな、と感じたら、すかさずこのセリフを打ち出せば、少なくとも場の空気は緩和されます。「空気を読めないヤツ」から、「空気は多少読めるみたいだけど、ちょっと痛いヤツ」という風に、評価も多少マシになります。

(この辺りのテクニックは以下記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてください)

【実体験】ユーモアや笑いのセンスをパターン学習で伸ばす方法! センスがない人こそ、笑いのメカニズムを学ぶべき理由。

2018.09.17

でも、この保険があるからこそ、勇気を持って一歩を踏み出せるのです。

この勇気ある一歩を踏み出せるかどうかが、自身の成長のとても大事な鍵になります。

私の場合ですが、これをやり続けていったところ、いつの間にか、周りからの評価が「空気読めないヤツ&仕事できないヤツ」から「対人関係のバランス感覚に優れた人材」に変わっていました。

まとめ: 自分を知り、相手を知れば、成長はあなたのすぐそばに。

いかがでしたでしょうか。

冒頭の武井壮さんの、少年時代の素朴な疑問から始まり、まさか、『空気を読めないを改善する方法』に繋がってくるとは思わなかったかもしれません。

でも、こういう素朴な疑問ほど、色々と考えさせてくれたり、何かと何かを繋げてくれるものです。

ということで、まとめていきます。

  • 武井さんは少年時代、自分のイメージと現実の体の動きにはギャップがあることに気づいた
  • 仕事でも、自分のイメージと現実の相手の反応のギャップがある場面に遭遇する。
  • このギャップが大きかったり、頻度が多い人は『空気読めない』とみなされる(=かつての筆者のこと)
  • 筆者が『空気読めない』を改善した方法は2つ。
  • 1つ目は、相手の仕事内容、価値観、考え方、スタイルなどを徹底的に知るように努力したこと。
  • 2つ目は、自分を『空気読めない人』と認め、敢えて前面に押し出しつつ、どんどん一歩を踏み出していく。
  • この2つを反復することで、対人関係のバランス感覚が優れた人になることができる。(筆者の実体験)

以上です。

仕事をしていると、自分の想像通りにいかないことに必ず遭遇します。

そういうときほど、武井さんのように、

  • なぜ自分の想像と、現実に起きたことにギャップがあるのだろう?  とか、
  • どこにギャップを埋めるきっかけがあるのだろう?

という疑問を忘れずに、追い続けてください。

そして、疑問を考え抜いた先にある自分なりの答えを、迷わず行動に起こしてみてください。

きっと、いままでとは違った世界に行けるようになると私は確信しています。

武井壮の逸話が、空気読めず仕事もできなかった時の私の悩みに共通していた件

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ippo

本サイトの運営者。社会人になった後、周囲から仕事ができないと思われて、自分の人生が真っ暗闇に感じた辛い日々を過ごす。その後、奇跡的な復活劇を遂げ、その勢いのまま、グローバルプロダクトマネジャーを経験。全く喋れなかった苦手の英語もビジネスで会話ができるレベルまで押し上げ、今はグローバルや日本の幹部と直接コミュニケーションをするポジションで仕事をしている。 専門分野は、プロジェクトマネジメント、アカウント・ファイナンスなど。自分のように、仕事で悩んでいる人や大きな壁を感じている人が現状打破できるように、という想いで本サイトを立ち上げた。