仕事で何か疑問に思ったことや調べたいことがあった時に、便利でスピードが早いのが「グーグル・ヤフー検索」。仕事が早くて、できるビジネスマンは、このGoogle/Yahoo検索の使い方もうまいものです。
例えば、欲しいデータや情報を絞り込める filetype検索やワイルドカード検索などは、情報収集にもってこいです。
今まで、単に知りたいことをベタ打ちしていただけだった、という人には、ぜひこの記事で紹介している検索方法を覚えてもらえればと思います。
きっと、明日からの仕事に役立つと思います。
【検索キーワードを限定して検索】”検索したいキーワード”
まず、最初に紹介するのが最も使用頻度が高いであろう検索方法です。
例えば、あなたが「わかりやすい仕事術」で検索したいと考えているとします。
普通にgoogleの検索窓にキーワードを打ち込んだ結果が以下です。どうでしょうか?
下線に注目していただくと分かりますが、あなたが興味のない「分かりやすい例」や「分かりやすい仕事」の検索結果が表示されてしまっています。

あなたが知りたかったのは「仕事術」なのですが、単なるベタうちの検索方法では、「分かりやすい○○」「分かりやすい仕事」というキーワードも拾ってしまいます。
今回の事例のように、ありふれたキーワードで検索する場合で、かつ、手早く欲しい情報を得るには、その検索方法にちょっとした工夫とコツがいります。
そのコツというのが、” ” (ダブルクオーテーション)で検索したいキーワードを囲む、という方法です。
今回の場合であれば、「分かりやすい仕事術」というキーワードを、” ” で囲みます。以下のように。

さて、どうでしょうか。しっかりと、「わかりやすい仕事術」というキーワードだけで検索してくれています。
このちょっとしたコツを知っているか、知っていないか、で長期的にものすごい時間を削減できるのですが、そこに気づいていない人は意外に多いものです。
【タイトルにキーワードを含むページを検索】intitle: XXX
次は、キーワードをタイトルに含むサイトに限定して検索する方法です。
キーワードとの関連性が高いページはタイトルにもキーワードが入っています。一方で、キーワードが記事内に少し入っているようなページは検索対象から外したいものです。
こういう場合は、「intitle:」をキーワードの前に入力します。
今回は「仕事ができる人のパソコン術」というキーワードがタイトルに含まれているものを検索しました。

こんな風に、タイトルにキーワードが含まれていると、望んでいる情報が豊富なページを表示できます。
【PDFのみ検索】filetype:pdf
次に紹介するのが、PDF fileのみをグーグルで検索するという方法です。
例えば、大事なプレゼン資料を作っている時に、「根拠データが少し弱いな、もう少しメッセージを裏付ける根拠データが欲しい」と思ったとします。
そんな時は、誰が書いているかもわからないブログ記事は避けて、ある程度信頼の置ける公共機関のデータだけを引っ張りたいと思うものです。
そんな時は、pdf file検索をすると、そういったテキストのみのブログ記事を避けつつ、官公庁や大学などの研究結果を一気に表示することができます。
以下は「スマートフォン普及率」というキーワードについて、PDF fileのみを検索する方法です。
ベタ打ちで「スマートフォン普及率」と打ったあと、半角スペースを入れて、その次に「filetype:pdf」と入力します。

いかがでしょうか。
上記のように、PDF fileのみ入手できますし、キーワードにもよりますが、総務省や一般企業、大学などの調査結果を簡単に調べられます。
これらのPDFに含まれているグラフやテーブルなどを引用すれば、あなたのメッセージの裏付けを強くすることができます。
【AまたはBを含むものを検索】A OR B
これは、同じような意味合いだが言葉が違うものを一緒に検索したい場合に、便利な検索方法です。
例えば、「仕事術」に興味があって、仕事を効率化させるためのノウハウを集めているといます。
この場合、仕事術を英語で言い換えた「ライフハック」も当然、興味の対象になるはずです。
そういう場合は、「仕事術 OR ライフハック」という検索キーワードを使います。
上記のように、検索したい2つのキーワードの間に、大文字のOR を入れてください。

【敢えての虫食いで広い可能性を検索】ワイルドカード*検索
他にも、ワイルドカード検索という方法をご存知でしょうか?
「*(アスタリスク)」に入るテキストをグーグルに予測させて検索させるという方法です。
色々と使い方はあるのですが、私のオススメは、何かのテーマについてグーグルを通じて他の人の意見を聞くという検索方法です。
例えば、「仕事ができる人って何を考えたり、何をしたりしているのだろう?」という疑問が出てくれば、以下のように、「何」の部分を「*(アスタリスク)」にして検索、というのも一つの方法です。

上記のように、仕事ができる人は、「レッツノートを使っているんだ!」とか、「筋トレしているんだ!」とか、まあ色々と意見が出てきます(笑)。
ある程度、自分の考えがまとまってきた後に、「そういえば、他の人はどのように考えているのだろう?」と思った時に、使うといいかもしれません。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
今回の記事でご紹介した5つのグーグル検索方法のコツを簡単に以下にまとめておきます。
【検索キーワードを限定して検索】”検索したいキーワード”
【タイトルにキーワードを含むページを検索】intitle:検索したいキーワード
【PDFのみ検索】検索したいキーワード filetype:pdf
【AまたはBを含むものを検索】キーワードA OR キーワードB
【敢えての虫食いで広い可能性を検索】検索したい虫食いキーワードを*に変換
ぜひ、明日から使っていただいて、業務効率化を実感していただければ幸いです。