【当事者意識】仕事ができない人に共通する、たった一つのシンプルな理由

この記事にたどり着いた方は、「仕事ができない」「理由」などで検索された方だと想定しています。

そして、きっと何らかの形で、今の仕事がうまく行かずに悩んでおられるのだと想像しています。

なぜ、仕事がうまくできないのでしょうか? 理由は何なのでしょうか?

以前、私も自分の仕事のできなさに絶望して、精神的に病みかけたことがあります。

ビジネス本もたくさん読んできて、自己啓発にも投資していました。でも、現実として、仕事ができませんでした。

このとき、「自分はこの先あと何十年も、このまま成長できずに、できない会社員として会社の中で肩身の狭い思いをし続けなけらばならないのか、、」

そんな不安と悩みで、メンタルが押しつぶされそうになった時期があります。

しかし、その後、奇跡的なV字回復を見せ、その勢いのまま、グローバルプロダクトマネジャーも経験し、今は会社の幹部の方々と頻繁にコミュニケーションする仕事をしています。

そこに至るまでには、いろいろな環境変化や自分なりの試行錯誤があったのですが、今思えば、”たった一つの理由”が私の仕事のパフォーマンスを変えたのだとわかりました。

仕事をできなくさせている理由は、とてもシンプルです。

「当事者意識があるかどうか」です。

仕事ができない人ができるようになるのは、「他人事の意識」から「当事者意識」に変わるだけ、と私は考えています。

この記事では「他人事の意識」と「当事者意識」について考察していきます。そして、この記事が今のあなたの現状を打破するきっかけになれば、とても嬉しいです。

事例:仕事ができない人の対応

まず最初にこんな場面を想像してみてください。

あなたが朝、職場に向かって道を歩いていると、見ず知らずの男性に、ふと声をかけられます。

「すみません、このあたりに、やまなか病院があると聞いたのですが、どうやって行ったらいいのか教えていただけませんか?」

やまなか病院を知っているあなたは、こう答えます。

「そこの道を右に曲がって、しばらく直進。一番最初の信号を左に曲がって、500mほど直進すれば右手に病院が見えますよ」、と。

いかがでしょうか。特に問題のない、普通の対応と言えると思います。職場に向かって急いでいる中、ちゃんと答えてあげているわけですから。

さて、では、仕事の場面ではどうでしょうか?

仕事でも、これと同じ対応をしてしまっている人は、”仕事ができない人”と評価されてしまう可能性が高いです。

例えば、「○○のデータをメールで提供してくれませんか?」という依頼に対して、「分かりました。○○のデータを送ります」という回答をしているとしたら、、、おそらく、そのままだと”仕事ができる”人にはなれないと思います。

なぜ、仕事で、上記のようなやり取りをしてしまうとダメなのでしょうか?

そもそも、その仕事は誰のために、何のためにやるのか?

先ほどの道を聞かれたケースですが、今度は、以下のような場合を想像してください。

あなたの母親が、突然に、「やまなか病院が近くにあると聞いたんだけど、どうやって行ったらいいのか教えてもらえない?」と聞いてきたと思います。

あなたはどう答えるでしょうか? 例えば、こんな感じでしょうか。

「いや、やまなか病院までの道は教えられるけど、”そもそも”、なんで病院に行くの? どこか具合でも悪いの?」というような具合に。

肉親のことになれば、当然心配になるので、その背景や目的、理由を無意識に聞くわけです。

それに対して、あなたの母親の返答は、いくつかのパターンがあるかもしれません。

1. 「ああ、ちょっと持病の薬を切らしてしまったから、薬の処方が欲しくてね」

2. 「ああ、実はご近所のサエコさんから、LINEで聞かれててね。あなたならすぐに分かるとおもって」

3. 「ええ、実はちょっと最近貧血気味だし、体のどこかが悪いかもしれないと思って、、」

1であれば、「ああ、そういうことね。じゃあ、病院まで車で送って行こうか?」とか、

2であれば、「ああ、それなら、やまなか病院までのアクセス方法のリンクをメールで送るから、サエコさんに送ってあげなよ」もありですし、

3であれば、「え、それはちょっと心配だね。内科か婦人科の先生に診てもらった方がいいから、やまなか病院じゃなくて、別の病院を探そう。ちょっと、ググって見るよ」になるかもしれません。

このように、母親の本当のニーズを確認した上で、あなたの行動も変えていくわけです。

いかがでしょうか。少なくとも、実の母親が困っているところを見て、言われた通りに、病院の行き先だけ教えるというケースはなさそうですよね。

家族のことなのに、”見ず知らずの他人” と同じ対応はしないわけです。

要するに、家族のことであれば自分のことのように”当事者意識”をもって対応するし、見ず知らずの他人のことであれば、”他人事の意識”で対応するわけです。

もちろん、見ず知らずの方にも”当事者意識”で接する心優しい方はいると思いますが、今回は本題から外れるので、敢えて触れていません。

さて、これをもう一回、仕事の場面におきかえて見たいと思います。

人からの仕事の依頼に対して、自分のことのように”当事者意識”をもって対応している人は、どのような仕事の成果物を作るでしょうか?

一方、”他人事の意識”で対応している人は、どんな成果物になるでしょうか?

どう考えても、前者の方が、より仕事の依頼主の要望に沿った成果物が出てくると思いませんか?

当事者意識 と 他人事の意識

仕事に対して、当事者意識をもっているのか、他人事の意識をもっているのか。

これが、仕事ができる人と、仕事ができない人の、決定的な違いだと私は思います。

家族のことであれば、「”そもそも” なんでそうするの?」と聞けていた人が、不思議なことに、仕事になるとこれを忘れてしまうことが多いです。

仕事のことでも、「この人は何が望みなのだろう?」「この人は何をされたら嬉しいのだろう?」と常に考えられるようになれば、もう仕事ができる人になっているはずです。

そしてさらに、考える目線が

「会社はどうなったらいいのだろう?」

「会社はどうなったら嬉しいのだろう?」

「それによって、会社の顧客や取引先はどうなったら嬉しいのだろう?」

という範囲まで広がっていけば、明らかに会社にとって必要な人材になっているはずです。

一方で、「めんどくさいなあ」とか「とりあえず、言われた通りにやっておこう」と思いながら仕事をしている人は、目線が “自分” にしか向いていなく、”自分” 以外のことは “他人事” になっている可能性があります。それでは、その先の成長を見込むのは難しいかもしれません。

大事なことは、”当事者意識” であって、周りや会社に対して「自分はどうやって喜ばすことができるか?」を考えることだと私は思います。

インターネットで検索していると、仕事ができない人/できる人の特徴は、

  • メモをとらない/メモをとる
  • メールの返信が遅い/早い
  • 優先順位をつける/つけない
  • 自分に自信を持つ/持たない
  • 上司に気に入られる/気に入られない etc…

というような比較記事も見かけますが、これらは、How toであって、仕事の本質を表してはいないと思います。

仕事ができる人でもメモをとらない人はいます。メモの取り方は人それぞれですし、そこに正解はないです。

重要なことは、家族や自分のことのように、当事者意識で仕事を考えられるか、です。

当事者意識がある方は、当然、締め切りを守ります。もし、理由があって締め切りを越えそうな場合は、事前に断りを入れてくるはずです。決して、無断で締め切りを無視するようなことはしないはずです。

仕事ができると言われている人の特徴や行動を深掘りしていくと、行き着く先は、”当事者意識” にあると私は思います。

これを理解せずに、小手先のテクニックだけを真似しても、根本的には変わらないと思います。

当事者意識があれば、自信がなくても、緊張しても大丈夫

冒頭で私は仕事ができなかったと言いました。どれくらい仕事ができなかったかというと、もう大変です。

社内の固定電話に出るのも怖くて、電話をとるのを避けていたりしました。当時、社会人歴が4年目にも関わらず、です。

人の目を気にしたり、上司の目を気にするあまり、普段の自分の声も小さくなって、「え、何を言っているのか聞き取れない」と言われることも日常茶飯事。

もう、ひどいものでした。

今思えば、「上司に怒られたくない」とか「仕事ができない人だとバレたくない」という一心で、目線が”自分のこと” だけになっていたのだと思います。

でも、いろいろな環境変化や色々な試行錯誤の甲斐もあり、”当事者意識” を持てるようになってからは、世界が激変しました。

未だに自分に自信がなかったり、人前で緊張するのは変わっていないのですが、そんな私でも数十人のプロジェクトメンバーを率いるプロダクトマネジャーをできましたし(しかも、私のチーム運営に対して高評価もいただきました)、グローバルのカウンターパートに物怖じせずに意見交換できるようになりました。

これは自分のことに集中するのではなくて、「人のために何ができるか?」「お客さんと会社の両方にとって何が最善か?」を考えて、それを心の拠り所にするようにしたからだと思います。

もし、いま、自分は仕事ができないと思っている人や、自分に自信がなかったり、緊張しやすいと感じる方は、目線を”自分”の外に向けて、「自分以外の方にどうやって喜んでもらえるか? 」を考えてみてください。

これが、”仕事ができない人”から、”仕事ができる人” に変わる最も効果的な処方箋だと思います。

すでに、この処方箋の効果は私で実証済みですので、騙されたと思って飲んでみてください。

この記事があなたの明日からの人生を変えるきっかけになれば、これ幸いです。

ABOUTこの記事をかいた人

ippo

本サイトの運営者。社会人になった後、周囲から仕事ができないと思われて、自分の人生が真っ暗闇に感じた辛い日々を過ごす。その後、奇跡的な復活劇を遂げ、その勢いのまま、グローバルプロダクトマネジャーを経験。全く喋れなかった苦手の英語もビジネスで会話ができるレベルまで押し上げ、今はグローバルや日本の幹部と直接コミュニケーションをするポジションで仕事をしている。 専門分野は、プロジェクトマネジメント、アカウント・ファイナンスなど。自分のように、仕事で悩んでいる人や大きな壁を感じている人が現状打破できるように、という想いで本サイトを立ち上げた。