『悪口を言わない人は信用できない』という話は絶対に信じるな!

『悪口を言わない人は信用できない』という話は絶対に信じるな!

この記事を開いている方は、きっと悪口を言わない方でしょう。大丈夫です、あなたは正しいと、私が断言します。

組織の一員として働くビジネスパーソンであれば、同僚や仲間が悪口を言っている場面に何度も遭遇したことがあるはずです。

そして、「あなたはどう思う?」と、キリストの踏み絵さながら、その人の悪口へのYes/Noを突きつけられた経験もあるでしょう?

私も若手社員だった頃は自分なりのポリシーを持てずに、上司や先輩方の意見に流されていたことがありました。

しかし、今なら断言できます。本人がいない場所で悪口を言っている人は信用できません。たとえ、それが上司や経験のある先輩であったとしても。

陰でこそこそと悪口を言っている人は、いくら仕事ができたとしても、多くの人の上に立つリーダーになれる人材ではありません。

そんな人に、わざわざ空気を読んで合わせる必要なんて1ミリもありません。あなたは自分の思う通りに意見を述べていけばいいのです。

この記事では、ビジネスシーンでの『他人の悪口』というテーマについて、深堀りして考察していきます。

なぜ、『悪口を言う人は信用できる』という人がいるのか?

他人の悪口がもっとも飛び交いやすいのは、職場の飲み会などのお酒が入った場面。

そんな時、先輩や同僚が悪口をいい合っている中、何も言わずにただ聞いていたり、または不自然に席を外していようものなら、こんなことを言われることがあります。

「Ippoくんはどうなの?」

「俺は腹割って話しているんだからさ、Ippoくんも本当のこと言っていこう?」

「Ippoくんって人の悪口とか言わないよな。逆に信用しにくいわ」

仕事ができなく、自分に自信がなく、心も弱かった当時の私は、仲間外れにされたくない一心で、先輩や同僚たちの悪口に合わせてしまっていました。

さて、悪口を言う人は信用に値すると思う人は、いったい何を考えているのか?

  • 相手の本心を確認したい
  • 本心を確認するには、言いたくないであろう「悪口」を聞くのが一番手っ取り早い
  • 本人には言えない悪口をお互いに共有することで、一種の仲間意識を作ることができる

 

要するに、彼らは悪口を言うのか、言わないのかを、仲間かどうかを判断するためのキリストの踏み絵のような意味合いで使っているわけです。

そんな悪口を求めてくる上司や先輩と遭遇した時、

「そうなんですね、私はその人のことよく知らないのでわからないです。」とか

「たしかに、仕事でミスをすることもあるでしょうが、〇〇さんは、〇〇という点が素晴らしいと思うんですけどね、私は」

というように、ハッキリと自分はあなた達とは同調するつもりはありません、という意思表示をできると、ブレない筋の通ったビジネスパーソンに近づけるのではないでしょうか?

そもそも、いくら仕事ができようが、陰で悪口を言っているような人間は、人を率いていくことができませんので、無理についていく必要はないのです。

こちらからきっぱりと距離を置いてしまいましょう。

悪口を言わなくても、人の信用を得る方法はいくらでもある

素朴な疑問として、信用を得るために悪口をいう必要があるのでしょうか?

そもそも、信用とは、どういう時に生まれて、どういう時に生まれないのでしょうか?

信用とは、その人の言葉と行動が一致している時に生まれ、

その人の言葉と行動が一致していない時に、失われるのです。

例えば、とてもわかりやすいのが、裏でさんざん上司に悪口を言っていた先輩が、いざ上司の前に立つと、ヘコヘコと腰を折りながら上司に媚び諂っている姿を見ると、もうガッカリしませんか?

もうこの先輩の言うことは信じられないと思いませんか?

一方で、悪口を振られても、『いや、特に思いません』と突っぱねていた先輩が、上司の意見に真っ向から対抗して、毅然と今の現状に対して問題提起し、上司に今後の体制の改善提案をしていたら、信用できると思いませんか?

もちろん、裏で上司の悪口を言っていた先輩が、上司の前で、毅然と問題提起をしたとしたら、それはそれで信用に足ると思うかもしれません。言葉と行動が一致していますからね。ただ、裏でコソコソ悪口を言っている先輩でそういう行動をした人は見たことがありません、、私の経験上。

誰かと陰で人の悪口を言うのは、その場の仲間感を作るのには良いのかもしれません。でも、それが本当の「信用」になるのかと言えば、否です。悪口で繋がった本当の信用ではなく、すぐに崩れてしまう見せかけの信用です。

では、『もっと腹割って話してみい?』というように悪口を振られた時に、どうすればいいのか?

私の答えはこうです。その通り、腹を割って話せばいいのです。その人のことはどうも思っていないし、むしろ素晴らしいと思う点がある、と言ってあげたらいいのです。

もちろん、その場の空気は悪くなるでしょう。『なんやコイツ、空気も読めずに、ノリが悪いやつやなあ』っと誰しもが思いますから。

ただ、一方で、みんな心の中でこう思うはずです。【コイツは空気を読まないし、ノリが悪いけど、自分なりな判断軸を持ってて、信用に足るやつかもしれない】と。

【表・裏をなくす】自分の発言と、自分の行動に、一本筋を通す

父の愛書である「人間通(著:谷沢 永一)」にこんな一文が書かれています。

人間は誰でも他人を警戒しながら生きている。騙されまいぞと身構えている。ゆえにいちばん安心するのはあの人物が率直だと認めた場合である。言うことに裏がないと安堵した時である。率直という定評を得るのが処世に功を納める早道であろう。

– 人間通 (谷沢 永一)新潮選書

言うことに裏がないということは、言い換えれば、言葉と言動が一致しているということです。

例えば、「うちの会社は営業成績は二の次、人の成長を大切にする風土で、働きやすい会社ですよ」と営業部長が社外にアピールしているのに、実際には部下達に「何がなんでも今月のノルマを達成しろ! 新規契約が取れるまで飛び込み営業を続けろ!」なんて言っていたら、全く信用できませんよね。

一方で、「営業成績こそが最重要です」と言っている営業部長が、部下たちに「新規契約取れるまで、飛び込み営業かけまくれ!」と言っていたらどうですか?

【この鬼部長め!】とは思いますが、信用はできると思いませんか? もちろん、好き嫌いは別れますが。

つまり、表と裏を作らないというのが、信用を得るためにはもっとも重要なのです。

他人のことを言いたいのなら、悪口ではなく、表玄関から入って行って、堂々と本人に言えばいいのです。そうすれば、その場で衝突は起きるかもしれませんが、信用は生まれるかもしれません。

私も、日本にいた時は、組織・プロセスの問題点を上司に愚痴るだけでなく、改善点をセットで、上司を飛び越して、事業部長や人事に提案していました。表で言っていれば、それはもう陰口ではありません。

(ちなみに、人の悪口は言いません。結局のところ、人が悪いのではなく、組織・プロセスに根本的に問題があると私は思っているからです)

まとめ:飲み会の席で言うべきなのは、陰口ではなく、褒め言葉!

さて、まとめます。

  • 「悪口を言わない人は信用できない」は間違い
  • 悪口を言う人は、相手の本心を聞いて仲間意識を持ちたがっているだけ
  • 陰で悪口を言っている人は、信用できないことが多い
  • 悪口を言わなくても、自分の本心を言えば、信用を得られる
  • 言葉と行動が一致した時にこそ、信用は生まれる

 

ここまで読んでくださった読者の方は、そもそも悪口を言わない方だろうと思います(悪口をいう人は読んでいないでしょうから、笑)が、改めて、自分の考えが間違っていなかったと確信していただけたら、この記事を書いた甲斐があったものです。

そして、最後に一つ付け加えるとすれば、会社の飲み会の席や本人がいない場所では、陰で、『褒め言葉』を言うのがよいと私は考えています。

褒め言葉自体が周りをポジティブにしますし、その言葉が間接的に本人に届いた時、その本人からの信用も得ることができます。

陰口は百害あって一利なしですが、陰での褒め言葉は、百利あって一害もなしです。

もちろん、嘘の褒め言葉はダメですから、そこだけ注意が必要ですけどね(笑)言葉と行動の不一致は信用を失いますゆえ。

大丈夫。あなたが頑張る姿は、誰かが必ず見ている。他人の評価は後からついてくる。

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ippo

本サイトの運営者。社会人になった後、周囲から仕事ができないと思われて、自分の人生が真っ暗闇に感じた辛い日々を過ごす。その後、奇跡的な復活劇を遂げ、その勢いのまま、グローバルプロダクトマネジャーを経験。全く喋れなかった苦手の英語もビジネスで会話ができるレベルまで押し上げ、2019年6月からはアメリカに赴任し、グローバル・リーダー/マネジメント達と仕事をしている。 専門分野は、プロジェクトマネジメント、アカウント・ファイナンスなど。自分のように、仕事で悩んでいる人や大きな壁を感じている人が現状打破できるように、という想いで本サイトを立ち上げた。